日本政府観光局（JNTO）が10月20日（木）に発表した2022年9月の訪日外国人数*（推計値）は、20万6,500人でした。今年3月の外国人の新規入国再開以来、初めて20万を上回りました。前年同月比は約1065%増、新型コロナウイルス感染症の影響が出る前の2019年同月比では90.9％減です。

政府は今年の3月から段階的に水際対策を緩和しており、ほぼ鎖国状態だった2021年に比べると入国者数は飛躍的に増加し、前年同月比では11.6倍となりました。

2022年9月の訪日客数を単純日割りで計算すると1日6,883人、8月より1,356人増加。2022年1月から9月までの累計は102万8,500人で、2019年比95.8％減（2021年比438.5%増）となりました。 国・地域別トップ5は、韓国の3万3,200人、ベトナムの3万900人、アメリカの1万8,000人、中国の1万7,600人、インドネシアの9,200人でした。

10月、外国人旅行客の入国制限が大幅に緩和されたため、訪日外国人の流入は今後さらに伸びる見込みです。急速に回復するインバウンド需要に注目が集まっています。